バルセロナが、ジョアン・フェリックス獲得のためにヴィトール・ロケとのトレード契約を目論んでいることがわかった。英メディア『TEAM TALK』が、現地時間17日に報じている。同メディアによると、バルセロナはロケのこれまでのパフォーマンスに満足していないようだ。

 フェリックスは、アトレティコ・マドリードからレンタルという形で23年の9月にバルセロナへと移籍した。今季はリーグ戦27試合に出場し、7ゴール3アシストとまずまずの成績を残している。

 一方のロケは、2024年の1月にアトレチコ・パラナエンセからバルセロナへ移籍。加入後リーグ戦11試合に出場して、2ゴールの数字を残している。同メディアは、「バルセロナはこれまでのロケの姿に感銘を受けていない。そのため、(今夏に)彼を手放すことに前向きだ」と報じていた。

 記事では、「アトレティコはロケに興味を持っているクラブの1つであり、完全移籍への道が開かれる可能性がある」と述べた上で、「バルセロナは完璧なトレード契約を画策している。フェリックス獲得に必要な金額を支払うことはできないが、その代わりにロケを差し出す可能性があるようだ」と報じていた。

 また、同メディアは「このトレード契約は両者にとって良いものになる可能性がある」と指摘しており、「フェリックスはプレーするのが大好きなクラブに残れる。ロケはヨーロッパでスター選手となるチャンスを得られるだろう」と伝えていた。

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