オランダ1部のNECナイメヘンに所属する佐野航大がオランダメディア『Voetbalprimeur』が選ぶ最終節の週間ベストイレブンに選出された。エールディビジ第34節、アルメレ・シティ対NECが現地時間19日に行われ、NECが4-1の勝利を収めている。

 NECは19分に先制ゴールを許すが、32分に佐野がチャロン・チェリーの右サイドからのクロスをヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。その後、NECは前半アディショナルタイムに逆転ゴールで後半へ折り返す。63分には小川航基が追加点。さらにチェリーが80分にダメ押し弾を決めて、NECが勝利となった。

 同メディアの最終節の週間ベストイレブンに選出された佐野は「NECがアルメレ・シティに乗り込み、この日本人のオフェンシブな勢いが勝利に繋がった。彼をスーパータレントと称したチェリーからのボールに同点弾を決めて、彼自身が良いお手本を示した。彼の天井はどこだ?」と大絶賛されている。

 レギュラーシーズンで6位に入ったNECは、UEFAカンファレンスリーグ(UECL)出場権をかけたプレーオフに進出。23日に行われるゴーアヘッド戦に勝利すると、ユトレヒト対スパルタ・ロッテルダムの勝者と次のラウンドで対戦する。佐野の活躍にも期待したい。

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