レアル・マドリードが21日、同クラブに所属する34歳のドイツ代表MFトニ・クロースが、EURO2024を最後に現役引退することを発表した。この一報を受け、サウジアラビア1部のアル・ナスルに在籍するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがSNSを通じて反応している。

 クロースはバイエルン・ミュンヘンの下部組織で育ち、2007年にトップチームへ昇格。バイエル・レバークーゼンへのレンタル移籍を経て、経験を積んだクロースはバイエルン復帰後に活躍した。2014年7月にレアルへ完全移籍すると、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇やリーグ優勝など、数多くのタイトルを獲得する。ドイツ代表としても活躍し、2014年にブラジルで開催されたワールドカップでチームの優勝に貢献した。

 そんな中、突如としてEURO2024をもってクロースが現役引退することが発表された。6月14日から7月14日までドイツで開催されるEURO2024が、クロースにとって現役最後の舞台となる。クロースは自身のインスタグラムで胸の内を明かし、それに対してC・ロナウドが「トニ、いろいろとありがとう!君と同じフィールドで戦えたことを光栄に思うよ。今後の幸運を祈っている」とのコメントを送っている。

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