バルセロナに所属するFWロベルト・レヴァンドフスキは、今季の得点数が減少しており批判的な意見も増えている。しかし、ポーランド代表監督のミハウ・プロビエシュ氏は同選手のせいではなくチームの状況が悪いと考えているようだ。スペインメディア『MUNDDEPORTIVO』が、現地時間22日に同監督のコメントについて報じている。

 22年夏にバイエルン・ミュンヘンからバルセロナに移籍したレヴァンドフスキは、初年度からリーグ得点王に輝き、ラ・リーガ獲得に大きく貢献した。今季も公式戦25ゴールを記録し、チームの攻撃の中心として活躍しているように見える。

 しかし、仮にリーグ戦最終節で無得点に終わった場合、レヴァンドフスキにとっては直近10シーズンで最小得点という満足できない結果で今季を終えてしまう可能性が高い。もっとも、ポーランド代表を率いるプロビエシュ監督は、同選手のゴール数減少はパフォーマンスが落ちているのではなく、所属しているバルセロナに原因があると考えているようだ。同メディアは、同監督のコメントを次のように紹介している。

「レヴァンドフスキに関しては、チームの助けがないと言わざるを得ない。彼はシーズンを通して良いポジションにいたが、パスが送られることはなかった」

 また同監督はバルセロナを率いるシャビ監督についても批判しており、「バルサは最悪の状態にある」と述べた上で、「レヴァンドフスキがチームを引き上げようとしたが、クラブ自体が調子を崩していた瞬間があった。タイトル争いから脱落し、チームの士気も下がってしまった」と、得点数減少で批判的な意見が高まっている同選手は不調なのではなく、クラブ自体のパフォーマンスが低下しただけであると擁護していた。

コスパ最悪なのは? バルセロナ年俸ランキング1〜10位
久保建英も? 才能の宝庫! 世界で輝くバルセロナ育ち5人
もう見たくない…。バルセロナで嫌われすぎた選手6人