●4位:大分トリニータ

 明治安田J2リーグの2024シーズンは前半戦が終了した。昨季途中より新型コロナウイルスによる制限もなくなり、観客動員は2019年以前に戻りつつある。今回は、J2リーグクラブの今季のホーム観客動員数を集計し、1試合の平均入場者数をランキング形式で紹介する。(データは第19節終了時点)

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本拠地:レゾナックドーム大分
収容可能人数:3万1997人
今季平均入場者数:9376人

 大分トリニータは、第19節までの平均観客数が9376人で、J2で4位の数字だ。昨季の平均が9202人で、わずかに増加している。

 今季の最多観客動員は、開幕戦のベガルタ仙台戦で、1万6075人がレゾナックドーム大分を訪れた。これは、大分市民を対象に6000人を無料招待したキャンペーンを実施したことも影響しているが、スタジアムに多くの観客が入ったことは確かだ。

 そのほかでは、第5節の鹿児島ユナイテッドFC戦が1万1245人、第14節のV・ファーレン長崎戦が1万1508人でそれぞれ1万人を超えており、同じ九州勢との対戦で普段より多くの人がスタジアムを訪れていることが分かる。

 多くの観客が訪れているからこそ気になるのはホームでの成績で、今季の大分はここまでレゾナックドーム大分で行われたリーグ戦で1勝しかしていない。ファンの声援を力にしてもっと勝ち点を稼ぎたいところだ。

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