カナダ、米国、メキシコで共催される2026年のワールドカップ・アジア最終予選の組み合わせ抽選会が27日に行われ、サッカー日本代表は、オーストラリア代表、サウジアラビア代表、中国代表、バーレーン代表、インドネシア代表と同じC組に入った。抽選結果について、韓国メディア『朝鮮日報』が現地時間27日に報じている。

 W杯出場をかけたアジア最終予選において、日本は強豪オーストラリア代表やサウジアラビア代表などと同じC組に入った。オーストラリア代表はアジア2次予選のグループIで6戦全勝と理想的な形で突破を決めたものの、FIFAランキングで韓国代表に次ぐアジア4位だった。そのため、アジア最終予選の抽選会ではポット2に入っており、日本代表と同じ組になる形となっている。

 一方の韓国代表が組分けされたB組は、イラク代表、ヨルダン代表、オマーン代表、パレスチナ代表、クウェート代表など中東の国々が中心。同メディアは、「日本は韓国が羨ましい」と題して、W杯最終予選の抽選結果について次のような見解を示していた。

「組分けも実力のうちだ。トップシードの日本とイランは韓国が羨ましいだろう。B組は最高の組であり、大韓民国が選ばれた。相対する5チームがすべて中東勢となっており、アウェイでの負担もあるだろう。しかし、2022年カタール・ワールドカップのアジア予選でもこれは経験している」

 また、「韓国の中軸選手たちであるヨーロッパ組の移動距離が短く、(アウェイが中東なのは)より有利であるという見方もある」と強調し、「日本はオーストラリア、サウジアラビアと再び同じ組になった、快適ではないだろう」と、韓国のB組と日本のC組を比較して日本は厳しい戦いが強いられるだろうと伝えていた。

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