食事の時に皆で色々な物を頼んでシェアすると、少ないながらも色々な物を味わえる楽しさがありますよね。でもそれは、あくまでシェアをする前提での話。
筆者の友人A子さんから聞いた、まさかの出来事に開いた口が塞がらなかった話をご紹介します。

癖の強い友達……でも私は好きだよ!

A子さんが大学生の時のお話です。
ある日、大学で知り合ったB美と初めてカフェへ行くことになりました。

B美は少し変わっていて、周りに天然ちゃんと呼ばれるような子。
彼女に苦手意識を持つ人もいたようですが、A子さんは明るくて一緒にいて楽しいB美のことが好きでした。

SNS映えのオシャレなケーキセット! 楽しみ♡

二人で行くカフェは、SNSでも有名なオシャレなお店でした。
お互いケーキセットを頼んで、それぞれ違うケーキを選ぶことに。

ケーキが到着するまでも、お互いの好きな人やバイトの話など、お喋りは止まりません。
そうしていると時間はあっという間で、念願のケーキが目の前に運ばれてきたのです。

あまりに可愛らしいケーキに、二人ともテンションは上がりまくり♡
二人でSNSに上げる用の写真を沢山撮り、いざ食べようとしたその時でした。

ありえない!! 了承無しにフォークでブスリ!!

「A子ちゃんのケーキ美味しそう! 一口頂戴♡」

B美はそう言った瞬間、こちらが了承する間もなくケーキにフォークを刺してきたのです!
それも一口どころか三口分くらい取られてしまい、元々小さなケーキが一気に小さくなってしまいました。

その行動に対してイラッとしましたが、こんなことで怒ったらダメかなと、A子さんはグッと堪えていました。

B美はそんなA子さんの気持ちには全く気付いていない様子。
A子さんのケーキを美味しそうに食べた後、

「私のも食べていいよ〜!!」

そう言って渡されたのは、かなり小さい試食のような一口のケーキ。

(自分はあんなにガッツリ取ったのに、私にはこれだけ??)

B美の行動にモヤモヤしつつ、そのままお喋りは続きました。
そうしてお会計の時、B美の発言に思わず唖然としてしまったのです。

いやいや、それはないでしょ! もうこの人無理かも

「A子ちゃんに一口あげたけど、あれはタダでいいからね! 私の奢り♡(笑)」

そうB美に言われたのです。
人のケーキは勝手に大きく切って食べといて、あんな小さい一口を渡してドヤ顔。
そんな行動にイラついたものの、それ以上に呆れてしまいました。

その後もB美の自己中な一面が気になるようになってしまい、それから徐々に疎遠になってしまったのでした。

まとめ

悪気はなかったのだと思いますが、シェア前提での話ではないので、これをされたらかなりモヤモヤするかもしれませんね。
価値観の違いでまとめていいのか分かりませんが、疎遠になっても仕方ない出来事かも。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yuki.K