<産後の恨みは一生>とよく言われますが、妊娠中や出産中にされたことも、ずっと覚えているという人も多いのではないでしょうか? 今回は、<ひどすぎる姑>にアリエナイ提案をされた、筆者の同僚A子から聞いた話をどうぞ。
息子が生まれて以来、姑と会っていない女性
私は、生後3か月の息子がいる新米ママ。
夫と右往左往しながら、初めての育児に励んでいます。
実は、実家でも義実家でも、息子が初孫。
しかし、私の両親には会わせるものの、姑には出産後一度も会わせていません。
これには、深いふか〜い恨みがあったのです。
出産間近で不安定な妊婦だった
さかのぼること3か月前、私はちょうど出産間近の妊婦でした。
もともと体が弱く、貧血持ちの私。
加えてつわりも酷く、絶対安静として入院することもあったので、出産に不安を感じていました。
夫や両親も私の不安をくみ取り、いつも気遣ってくれていたのですが……。
嫌味攻撃をしてくる姑
姑だけは、対応が違っていました。
結婚当初から<嫁=可愛い息子を奪った敵>と考えている姑。
そのため、何かにつけては意地悪されることが多かったのです。
夫からも何度も注意してもらっていましたが、聞く耳持たず。
妊娠後も、その態度は変わらずで……。
「体、弱すぎるでしょう」
「全く孫がかわいそうだわ」
「息子もこんな嫁を貰って大変ね」
それでも、夫の母親だからと何とか嫌味に耐えていました。
最低な提案をされて嫁、キレた!
しかし、出産間近、病院で2人きりになったとき<アリエナイ提案>をされたのです。
「産んだら、あとは私が面倒みるわ」
「あなたはずっと休んでなさいよ」
「息子と孫だけうちに帰ってくればいいの」
あまりの発言に思わず固まる私。
すると、小声で
「あなたがいなくても私が育てるからいいのに」
「産んでくれさえすればいいのよ」
とニヤニヤしながら言うではありませんか!
その言葉に、ぷっちーんとキレた私。
「絶対、お義母さんにお願いすることはありません」
と宣言。
夫にも一部始終を伝えると、大激怒。
ほぼ離縁のような状況に。
いま姑は、独り寂しく過ごしています。
考え方を改めてくれない限り、これからも会うつもりはありません。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい