姑から毎日のように電話がかかってきて、小言や愚痴を言われたら、正直かなり鬱陶しいですよね。そんなときは思い切ってブロックしてみたくなりますが、実際にそんなことをしたらどうなってしまうのでしょう。そこで今回は知人から聞いた「電話で小言を言ってくる姑をブロックした話」をご紹介します。

大きな悩みを抱える主婦

主婦のAさんには大きな悩みがありました。それは、毎日のように姑から電話がかかってくるということです。

電話だけならまだ良いですが、話の中身はほとんど義父の愚痴やAさんへの小言。

そんな電話が毎日のようにかかってきて、Aさんは大きなストレスを抱えていたのです。

姑からの電話が……

その日もAさんはスマホを見て、大きなため息をついていました。いつものように姑から電話がかかってきたのです。

電話に出ると、さっそく義父からこんなことを言われたという愚痴が始まります。そして今度は「あなたも嫁としてもっとしっかりしなさい」とお説教……。

そんな話が1時間も続き、電話を切った頃、Aさんはぐったりするほど疲れていました。

もう限界

「私はこんな電話を一生し続けなければいけないのか……」そう思うと、Aさんの目から自然と涙がこぼれてきました。

「もう限界だ!」Aさんは突然、意を決します。

スマホを手に取り、LINEを開くAさん。そして勢いのままに、姑のことをブロックしたのです。

姑の家に行くことになり……

それから1週間が経ち、Aさんは快適な日々を過ごしていました。姑の電話から解放された日々を過ごしていたからです。

とはいえ、不安がなかったわけではありません。ブロックしたことで、姑はかなり怒っているはずだったからです。

そしてそれからさらに1週間後、Aさんは姑の家に行くことに……。

到着すると開口一番、「どうして電話に出ないのよ!」そう言われてしまいました。

Aさんはどう言えばいいかわからず、思わず「えっと……かかってきてないですけど」と言ってしまいます。

「スマホ見せなさい!」と姑。仕方なくAさんがスマホを見せると、姑はまさかの一言を発します。

「あら、本当ね。スマホ壊れたのかしら」

どうやら姑、LINEにブロック機能があることを知らなかった様子。そのため、Aさんが意図的に電話がかかってこないようにしたことはバレなかったのです。

ほっと胸をなでおろすAさん。結局その後も、ブロックしたことはバレませんでした。

その後、Aさんは「メールなら届きます」と姑に言い、姑とはメールでやり取りをするようになったとのこと。それにより、今までよりはだいぶストレスを感じなくなったのだそうです。

姑には少し申し訳ない気持ちもありますが、お互いに無理なく付き合える距離感って大事ですよね。

ltnコラムニスト:ふくろうクジラ