男女平等が主流になってきた今でも、女性を見下す男性って一定数いますよね。
特にそれが、夫であればなおさらイライラするでしょう。
筆者の友人A子から聞いた、妻を“母親扱い”する夫のお話をご紹介します。

交際中は素敵な彼だった

私の夫は交際当時、とても優しく思いやりのある人でした。

とにかく素敵だったのが、【女性目線に立てるところ】。

生理中で体調が悪いときの夫の対応力は素晴らしくて。

「温かくして過ごそう」
「何でもするから安静にしてて」
「イライラしたら俺にぶつけていいから」

そんな夫のおかげで恋人期間は穏やかに過ぎていきました。

結婚後も落ち着きのある生活が待っていると思っていたのですが……。

なんでも“ママ”と比べてくるように

結婚した途端、夫は豹変。

「ママの味つけがいいんだよね」
「ママはもっとこまめに掃除してた」
「ママならそんな棘のある言い方しない」

なんでもママ、ママと繰り返す、【マザコン男】だったのです!

結婚と同時に同棲を始めたので、それまで夫は30年間実家暮らし。

すべてお義母さん頼りだったらしく、判断基準がママより優れているかどうかになっていました……。

努力したのにバカにされて……

そうは言っても、家族のことを大切にできるところは好感が持てます。

さらに、お義母さんはそんな夫に注意してくれていて。

「A子さんがしてくれたことに文句言うんじゃない」
「感謝の気持ちを持ちなさい」

温厚で優しいお義母さんだったので、むしろとっても好きでした。

でも、そのまま夫の言葉を聞き続けること半年、いつしか私の感覚も鈍ってきて。

『夫に褒められたい』『お義母さんより私を見てほしい』という気持ちだけで一生懸命になっていました。

そんなあるとき、夫の要望を叶えるべく奮闘している私を見て、夫がバカにしてきたのです!

「お前、俺のママかよ(笑)」
「家にも実家にもママがいて楽だわ」

それを聞いて何かプッチーンとキレる音がしました。

ブチギレてスカッと!

「え、何言ってるの?」
「私はお前のママじゃないけど?」
「いつまでも甘えてるな!」

初めてブチギレる私を見て夫はタジタジ。

「ついでに言うけど、マザコンもいい加減やばいよ?」
というと、顔を真っ赤にしてお母さんに電話し始めました。

「A子が酷い!」
と被害者面で訴えていた夫でしたが……。

「そんなのお前が悪いでしょう!」
「私がA子さんの立場なら離婚するよ」

お義母さんは完全に私の味方に!

大好きなママからも大説教され、ようやく孤立無援状態と気づいた夫。

土下座して謝ってくれたので、許すことにしました。

家族を大切にすることは素晴らしいと思いますが、今ではお義母さん全面協力の下、どちらかが命令するような関係ではなく、対等なパートナー関係になれるよう夫婦関係を見直しています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい