これは筆者が居酒屋で体験した【お店側とのトラブル】です。大人数での予約を引き受けてくれた居酒屋で、思わず「そんなことある!?」と言いたくなるようなトラブルが次々に起こって……!?

気になっていた新しい居酒屋で、上司の送別会をすることに

これは以前、上司が退職した時に、送別会を開いたときのお話です。とてもお世話になった人だったので、私が自ら幹事を買って出て、送別会のお店を探すことになりました。

ちょうど会社近くの繁華街にある、オープンしたての居酒屋が気になっていたので、早速電話をかけて「●月●日に30人で、コースで予約したいんですが」と相談すると、快く了承してくれました。

「大人数だからお店探しに苦労すると思っていたけど、早めに決まってよかった〜」と胸を撫で下ろした私。

当日になって地獄を見るとは、この時は想像もしていませんでした。

お店のスタッフの数が少なすぎて……

当日、予約した時間にお店に行くと、想像以上に広い店内に、すでに30〜40人ほどの団体客が入っていました。

私たちと合わせると60〜70人の接客をすることになるはずですが、それに対してホールスタッフはのんびりと動く中年の男性2人のみ。

厨房は狭く、たくさんスタッフがいるようには見えません。「スムーズに料理でてくるかなぁ?」と一気に不安になりました。

不安はすぐに的中しました。まず最初の飲み物がまったく出てこず。

ほとんどの人がビールを頼んでいたのですが、店員に「もう一方の団体さんで瓶ビールが全部なくなっちゃったから、一人一人生ビールを注ぐしかない」と言われてしまいました。

結局、全ての人のドリンクが揃うまでにかかった時間は、なんと30分。そして料理に関しては、最初に前菜が出されてから、なんと1時間以上なにも出てこなかったのです。

責任者らしき人を捕まえて「コースなのになんで料理が何も出てこないんですか?」と聞いたら、「準備していた分を、先に入っていた団体さんに出してしまった。あの団体さん、急に当日予約してきたもんだから……」と、ありえない言い訳が返ってきました。

当然、うちの社員たちは「お腹がすいた」「酒もないぞ」と怒っています。

私は責任者に「出てこない分の料理の料金は払わないけど、いいですね? あと食べ物を急いで用意する必要があるので、私が他のお店から買ってきますが、かまいませんね?」と確認をとった上で、コンビニでつまみや酒を買って各テーブルに配り、なんとかその場を収めました。

会計時にさらに一悶着!その後、お店は……

最後の会計時に、金額が思ったよりも高かったので、明細を確認したところ、なんと「持ち込み料」が請求されていました。

当然「持ち込みになったのはお店側の事情ですよね?」と支払いを拒否すると、責任者は渋々引き下がりました。

その後、主役だった上司にはひたすら謝って、別日に改めて送別会をやり直すことに。
「利用したことのあるお店を選べばよかった」と、かなり後悔した出来事でした。

お店の事情もあったのでしょうが、お客さんに迷惑をかけてはいけませんよね。ちなみにその時のお店は、オープンから1年も経たずになくなってしまいました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Hinano.N