いつの時代も、何かにつけては人と比べて自分を優位に見せたがる<マウント女>っていますよね。うまく回避できたらまだいいものの、中にはしつこい人もいて......。今回は、筆者の友人A子が実際に体験したスカッと話をどうぞ。

久しぶりに大学時代の友人と会うことに

私は社会人3年目の会社員。

仕事が忙しく、休日は寝て過ごす日々が続いていました。
それでも仕事に慣れたのか、ようやくゆったり過ごせるようになってきた頃。

そんなある日、大学時代の友人数名とランチ会をすることに。

卒業して以来会っていなかったので、とても楽しみにしていたのですが......。

友人と近況報告で盛り上がる

再会後、久しぶりにもかかわらず、大学時代のようにすぐにお喋りに夢中になる私たち。
お互いの近況報告をし始めると、大いに盛り上がりました。

忙しいながらも仕事を頑張っている人。
大学院に進み研究に励んでいる人。

みんなの話が聞けて、とっても楽しい時間が流れていきます。

最後に、私が話すターンになったと思ったのですが……。

体型マウントをとって馬鹿にしてきた友人

「というか、A子太りすぎじゃない?」
「ちょっとびっくりしたんだけど」

急に私の容姿を馬鹿にしてきたのが、友人の1人B美。

B美も、標準体重を超えていそうな見た目。
それなのに、自分のことを棚に上げて嘲笑ってきたのです。

確かに、B美よりも太って見える私。
そこにいた友人のなかでB美よりも重そうなのが、私だけでした。

実際、卒業時と比べると、7kgほど体重が増加していたのは事実。
しかし、それには訳があるのですが......。

「まあまあ、実はね……」
と話そうとしましたが、聞く耳持たず。

私の話を遮って、B美の嫌味が続きました。

「そろそろ痩せた方がよくない?」
「ぽっちゃりにも限度があるでしょ」

爆弾投下で真っ青になる友人を見てスッキリ

あまりにもイライラしたので、笑顔で報告することに。

「それはそうだよ、お腹に赤ちゃんがいるもの」

すると、B美は真っ青に。
実は7カ月前に、妊娠が発覚!
今回、サプライズで伝えようとしていたのです。

ほかの友人からも白い目で見られたB美は、すっかり縮こまり。

「配慮がなかったわ」
「ごめんなさい」
としっかり謝ってくれました。

思わぬ形での発表となりましたが、みんな喜んで祝福してくれました。
その後は楽しくおしゃべりできたので、本当によかったです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい