公園は小さな子どもからご年配の方までの憩いの場として、特に公共性が高い所です。このような場所では、お互いが快適に過ごせるように配慮したいものですよね。今回はそんな場所を、我が物顔で占拠する男性たちに遭遇した筆者の体験談をご紹介します。

住宅街に現れた迷惑な集団

私は静かな住宅街に住んでいます。

近所にある小さな公園は、子連れママたちやご年配の方がゆっくり過ごす憩いの場でした。

ところが数年前、その公園で平日の昼間から大声で遊ぶ集団が現れたのです。

公園で危険な遊びを楽しむ若い男性たち

彼らは、20代前半の男性たちです。

週に2〜3日ほどですが、使用を禁止されている硬式ボールを使って野球をしたり、大きな水鉄砲を使って公園中を走り回って遊んだりしていました。

彼らが出現するようになってから、近所の人たちは安心して公園を利用できなくなってしまいました。

どんどん行動もエスカレートし、マウンテンバイクを使ってベンチや岩場・遊具などに乗ってBMXのような遊びまではじめ、公園は完全に彼らに占拠されてしまいました。

ベンチを破壊&男の子に怪我を負わせる

さすがにこれは危ない! と近所の方が注意したのですが、男性たちは無視して遊び続けました。

自治会の方が役所に連絡しても、結局は改善されず……。

そんななか、とうとう事故が起きました。

砂場で遊んでいた2歳の男の子にバイクが接触し、怪我をさせてしまったのです。

また、石のベンチにヒビを入れて破損させるなどの被害も出ました。

交番に通報→お巡りさん出動で解決

最終的に、自治会の方が交番に連絡してお巡りさんに来てもらい、きつく注意してもらいました。

その後、公園に『遊んでいる人を見つけ次第、直ちに警察に連絡します!』と書いたBMX禁止の立て札を設置。

すると、彼らは観念したのか姿を見せなくなりました。

遊ぶところが少なくなっているので、公園を利用したい気持ちはわかりますが、ルールは守ってほしいですよね。今では、自治会や地域の見守り隊の方が公園を定期的にパトロールしてくださっているので、安心して過ごせる場所に戻りました。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:広田あや子