「楊玉環」、この名前を見てもピンとくる方は少ないかもしれませんね。中国の有名なお妃様ですが、誰の本名なのでしょうか。

中国の皇帝のお妃

「楊玉環」は「ようぎょくかん」と読みます。「分からない、この人誰?」と思った方、唐の玄宗皇帝のお妃様「楊貴妃(ようきひ)」といえば、ご存知なのでは。

「楊」は名字で、「貴妃」は皇后に次ぐお妃の位のこと、非常に身分が高いのが分かります。もともとは玄宗皇帝の息子のお妃だったのですが、夫の死後に舅の玄宗皇帝に見初められ、貴妃の位につきました。

部下に憎まれて、皇帝から泣く泣く死を命じられましたが、「国の恩に背いたのは確かなので、誰も恨みません」と言い残したそうです。

実際は、親族が政治に口を出し、横柄に振る舞ったのが原因で、楊貴妃に非はないと伝えられています。

玉環とは?

玉環は宝石のついた指輪、もしくは、ブレスレットのようなものという意味で使われます。楊貴妃は生まれながらに美しく、指輪をして生まれてきたという伝説もあるようです。

美人で知性があるだけでなく、琵琶を奏でたり、踊りも上手だったりと、いろいろな才能に恵まれていたといわれています。

楊貴妃は当時の人からしてみるとかなりぽっちゃり体型だったようで、嫉妬した人から「デブ」と陰口を聞かれることもあったとか。美人にも欠点があったのですね。

writer:海辺のつばくろ