嫁姑バトルに決着をつけるのは至難のワザ。当人同士では争いが平行線のままになってしまうことが多いですが、家族が介入することで戦いが終わるケースもあるようです。今回は、筆者の知人女性が体験した、壮絶な「嫁姑バトルの終わらせ方エピソード」をご紹介します!

いじわる姑が、号泣しながら嫁にSOS! なぜ?

電話越しにお姑さんは泣きながらこう訴えます。

「お願いだから帰ってきて! 息子が今怒り狂ってて、家中の物を破壊してるのよぉ! 」
「分かったから、私が悪かったから……お願いもうやめてぇぇ」

ガシャーンと物音が鳴り響く中、怯えながらSOSを求めてきたお姑さん。
知人女性がいじめられていたことを知り、ご主人が大激怒してしまったんだとか。
普段は物腰柔らかなご主人がまさかそんなことをするなんて、知人女性は信じられない思いでした。

その数日後、ご主人のもとへ戻ると相変わらず優しい顔で出迎えてくれたそう。
しかしリビングには破壊されたであろう家電がいくつも消えており、我が夫ながらその豹変ぶりのすさまじさに圧倒されてしまった知人女性なのでした……。

お姑さんはその日を境に態度が一変し、嫌味を言われることはなくなったどころか、敬語で話しかけてくるほどになったそう。

嫁姑バトルは一件落着といえますが、ご主人の知られざる二面性を目の当たりにするとは思いませんでしたよね。愛されている証拠かもしれませんが、ちょっとだけ今後が怖いような気もします。

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:momobuta
ftnコラムニスト:六条京子