これはわたしの友人C子の話。C子とその旦那は、なかなか子宝に恵まれませんでした。排卵日を狙っても2年間も妊娠できなかったので、C子夫妻は不妊専門の病院でお互いを診てもらったのだそうです。すると、旦那が「乏精子症」という状態で、妊娠させるには不利な状態だったことがわかったそう。自然妊娠は難しく、でも体外受精はお金もかかる上に、精神的な疲労もあるのでなるべく避けたいと思ったC子夫妻。そこで遺伝子的に近い「身内」の精子で妊娠を試みることに…

ドナーに選ぶ基準

妊娠するのは当然C子ですが、両親の血縁をしっかり引き継いで欲しいと思った夫妻は、旦那側の血縁関係者の誰かに精子提供をお願いすることに決めたそうです。C子旦那の弟又はC子旦那の父のどちらかにドナーになってもらうことに決めたのです。

提供方法は?

身内で厳重な話合いが行われたのですが、比較的あっさりと旦那の父からOKが出たのだそう。

旦那の両親にとっては初孫にあたる為、早く孫が欲しいとのことでした。

旦那の弟も、今は独身であることもあってマンザラでもなさそうだったとか(笑)

問題は提供方法!自然に授かりたいのなら、Hを実行するしかないのですが…

それはさすがにC子も義父も。。。

それに義父も高齢なことから自然妊娠は時間がかかるだろうとの判断でした。

そこで、先日不妊専門医院で勧められた人工受精をすることに決めたのでした。

それなら、精子を自分で採取してもらってC子が精子を病院に運べばOK!

先生には内緒で

本当ならば人工受精は自身のパートナーと行わなければいけないそうです。

配偶者でない方との人工受精だとわかったら、施行してもらえないと心配したC子は、病院の先生には「旦那の精子」だというコトにしておいたそうです。

幸い義父も高齢な為に、とびきりイキの良い精子は少なかったので怪しまれなかったのだとか(笑)

コレが若い旦那の弟のモノだったらバレていたかも!なんて冗談を言っていました。

子どもはにどう伝えてるの?

3回目の人工受精でC子はめでたく妊娠!元気に出産し現在4歳の女の子がいます。

ところで関係性はというと、遺伝的な父親は本来祖父である人ですが、育ての父親は旦那。

つまり産まれた女の子と夫(女の子の父親)は遺伝子的には兄妹!になるのですが…

隠す事ではないと判断した夫妻は、小さい娘にキチンとわかりやすく伝えて育てているそうです。

「パパはお兄ちゃんだよ」「ジジはパパだよ」と(笑)

まだ深い意味での理解はできていない娘ちゃんですが、みんなにとても愛されて可愛らしく育っています。

ftnコラムニスト:さらら