筆者の知人A子さんには週に1度は泊まりに来るという世話焼きのお義母さんがいました。あまりの過干渉に限界を迎えたA子さんが実家に帰ると、ある人が動き出し......!?
今回はA子さんが、お義母さんの悩みから解放されたエピソードを語ってくれました。

頻繁に家を訪れる義母! ついに限界が......

限界を感じた私は、「お義母さんの訪問回数が多すぎて、自分の家なのに落ち着かない」と夫に相談しました。しかし夫は、逆ギレ!
これまで我慢していた怒りが爆発してしまった私は、息子を連れて実家に帰ることにしました。

すると、ほどなくして、義母からメールが来ました。その内容は──
「私に承諾なく勝手に実家に帰るなんて! 勝手に出て行ったのだからもうここには帰ってこなくていいわよ。そうそう、孫だけは息子に迎えに行かせるから待ってなさい」というものでした......。

呆れはてた私は父に相談することに。すると父は「これはひどいな......。いい考えがある」と義父に電話をしてくれたのです。
実は、私の父と義父は大の仲良しだったのです。

しばらくすると、義母から「私のしていることがお節介なんだと気づかなかったの。これからは、あなた達に呼ばれたときだけ訪問することにするね」と、謝罪の電話が──。
まるで人が変わってしまった義母に驚いた私は、「いったい義父は、どうやってあの義母を納得させたんだろう?」と不思議でなりませんでした。

後で聞いたところによると、義父は義母に自分たちの結婚当初の話をしたとのこと。なんと、義母も夫の母親が頻繁に世話を焼くのが煩わしくて、大嫌いになった経験があったそうです。結婚当初に自分が義母にされて嫌だったことを思いだしてくれたのでした。

お義母さんに悪意がなくても、そんなに頻繁に家に来られたら疲れますよね……。今回は実父とお義父さんに救われましたね。今後も、より良い関係が築けるようになると良いですね!

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:碧海自由
ltnライター:立花彩夏