これは私の友人・M子から聞いた、義実家との金銭トラブルです。義実家で毎回請求されるお金に疑問を感じていたら、衝撃の事実が発覚して……!?
孫にあげたお小遣いを「返金しろ」と言う義母
隣町に旦那の実家があり、旦那と小学生の息子と一緒に、月に1回は訪れていました。
義実家に遊びにいくと、毎回義父母が息子に、小さな封筒に入れたお小遣いを渡してくれます。
普通はありがたいお話なのですが、私にとっては迷惑でしかありませんでした。
なぜなら、お小遣いを渡したあとに、必ず義母が「さっきの分返して」と私に返金を求めてくるからです。
しかも、毎回封筒の中身は5千円なのに、「1万円入れた」と水増しした金額で請求してくるのです。
実家に行く度に、この「上乗せ返金」を義母から要求されるので、私は旦那に「お金もきついし、義実家にはもう行きたくない」と相談しました。
しかし旦那は「なんとかやりくりしてくれ」の一点張り。
不満に思いながらも、なんとかやりくりしながら義母にお金を渡していた最中に、衝撃の事実が発覚したのです。
「上乗せ返金」を要求してくる理由が最低だった
ある日、義実家に行った時に、旦那が義母からお金を受けとっているのを目撃した私。
「そのお金、何のお金ですか?」
私がその場で2人に問い詰めると、なんと旦那が、訪問のたびに義実家で5千円のお小遣いを受け取っていたことが発覚しました。
義母は、息子(孫)に渡している5千円と、旦那に渡している5千円を合計して、1万円を私に請求していたのです。
真実を知って放心する私に、「旦那のお小遣いが少なすぎるから渡したんだ!」と逆ギレしてくる義母と旦那。
しかし、そもそも私が家計を管理している理由は、旦那がギャンブル依存でお金を溶かしてしまうからです。
ちなみに、義母からのお小遣いもパチンコと競馬に使っていたようです。
完全に旦那を信用できなくなった私は、これを機に息子と家を出て別居することに。
旦那がごねたため、離婚にはそれなりに時間と労力を消費しましたが、今では離婚も成立して息子と2人で幸せに暮らしています。
最後に
「お金の切れ目は縁の切れ目」といいますが、お金にルーズな人と長く付き合うのは難しいですよね。
お金で他人に嫌な思いをさせないように、日頃から気をつけたいものです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Hinano.N