高齢ドライバーの運転マナーに驚かされたことはありますか? 車が主な移動手段になっている地域では、何かとトラブルに巻き込まれることも……。これは筆者が実際に遭遇した高齢者の運転する車による事故のお話です。

移動手段

私の住んでいる地域は、移動手段がほとんど車です。
バスや電車は本数が少なく、そもそもバス停や駅までがかなりの距離があるため、どの家庭も車が必須という状態。

そのため、かなり運転がおぼつかない高齢者の人たちも、免許を返納せずに車を運転しています。
車をぶつけているところを目撃したり、車線を越えて逆走してきたり……「危ないなぁ」と思うことがかなりの頻度で起きているのです。

スーパーの駐車場

ある日のこと。
私がいつも利用している近所のスーパーに買い物へ行くと、1台の軽自動車がブレーキランプをつけたまま(ブレーキを踏んだままの状態)で駐車場の入り口に止まっていました。

私の前にはもう1台車がいて、「何をしているんだろう?」と思ったのか、窓から運転手の人が顔を出したその瞬間!
止まっていた軽自動車が、すごい勢いでバックしてきたのです。

衝突

当然軽自動車は私の前にいる車に衝突し、その後もスピードを緩めることはなかった(おそらくアクセルを踏み続けていた)ため、前の車は押されて私の車にもぶつかってしまいました。

ようやく軽自動車が止まったので、私と前の車の運転手が出ていくと、運転席には高齢者の男性が無表情で座っていました。
前の車の運転手が窓を開けるように言い、「何やってんの? 大丈夫?」と声をかけると「え?」と聞き直す始末。
けがはしていない様子でしたが、こちらの声がよく聞こえていないのか、とんちんかんな独り言をブツブツ言っているような状態だったのです。

お手上げ

その後、通報を受けた警察が来て話をしていましたが、何度も聞き返されたり、質問にきちんと答えられていなかったりという状態だったので、警察官もお手上げ。
どうやらかなり耳の遠い方だったようです。
途中で聴取を諦め、「家族の人に連絡してくれる?」と言われていました。

確かに、私の住んでいる地域は不便な地域ではありますが、周りの音も聞こえず、自分が何をしたのかも理解できない状態で運転をするのは危険極まりないです。

いろいろな事情はあるかと思うのですが、免許を返納して車を運転するのをやめてほしいというのが本心です。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K