『モラハラ夫とようやく離婚できた』という女性、アフターケアもとっても重要ですよ。
別れたことを皮切りに、嫌がらせをしてきたり、毎日怒涛の連絡がくることも……。
これは筆者の知人から聞いた『大変だった』離婚後トラブルエピソードです。

夫のモラハラに苦しめられていた

私の元夫は、典型的なモラハラ夫でした。

家事にも育児にも一切手を付けないくせに文句ばかり。

「料理少なすぎるだろ」
「泣いててかわいそうだぞ」
「部屋はきれいにしとけよ」

息子が生まれてからも独身気分が抜けておらず。

毎週のように呑みに歩いては、深夜に酔っ払って帰ってきていました。

そのため私は常にワンオペ状態。

働きながら子どもの育児も家事も、すべて完璧にするよう強いられていて、ストレスばかり溜まっていました。

義両親にも協力を仰いでなんとか離婚

義両親からも何度も注意してもらってはいたのですが、結局夫の態度が直ることはありませんでした。

「このままでは私のためにも、何より息子のためにもならない!」

そう思った私は、息子が3歳の誕生日を迎えた際に離婚を宣言!

夫からはかなり渋られましたが、義両親の協力もあって、なんとか離婚成立。

「これからは息子と2人のびのびと生きていこう」
と思っていたのですが……。

ありえないLINEが何通も届くように

離婚してからというものの、元夫から毎日何通もLINEが届くように。

『やり直したい』などという内容ならまだ理解できるものの、夫が送ってきたLINEはどれも酷すぎたのです……。

「俺のご飯はどうしたらいい?」
「俺のシャツの替えってどこだっけ」
「部屋も風呂もなんか汚いんだけど」

全部私に任せっきりにしていたからか、元夫は自分で何1つ家事をできなかったのです!

『もう私には関係ない』と伝えても、夫からのLINEは止むことがなく。

その後も1日に何通も、まるで1人では何もできない子どものようなLINEが送られ続けました。

義両親にビシッと注意してもらった

迷惑極まりなかったので義両親に相談すると、呆れて思わず固まっていました。

「そんな子に育てた覚えはない!」
と2人とも大激怒。

何度も謝られ、義両親から夫に厳しく注意がいったようで、その後【オレオレLINE】はようやく止まりました。

どこに何が入っているかくらいは伝えておいてもよかったかもしれませんが、どれだけ家のことを分かっていなかったのかと呆れてしまいました。振り返ってもやっぱり、離婚して本当によかったです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい