皆さんの周りには嫌味っぽい人はいませんか? 意外にも本人には悪気が無い場合もあるのですが、しょっちゅう聞かされる方としてはたまったものじゃありませんよね!
筆者の知人も嫌味な言い方をする旦那さんと喧嘩が絶えませんでした。しかしある時、彼女は良い解決法を思いつき実際に試してみると、効果はテキメンだったようで……。今回は彼女に旦那さんの嫌味を見事に解決した方法について聞いてきました。

嫌味な夫と喧嘩ばかりの毎日にサヨナラ

ある朝、仕事に出かけようとしていた夫はまた嫌味をポツリ。
「女はいいよな、楽できて。こっちは仕事なのに」
仕事のストレスがたまった夫にとっては、軽い愚痴のつもりだったのでしょう。
でもさすがにこれは、言われた方にとってはとても聞き流せない発言です。
悪気が無いのは分かっていますが、やはり注意するだけの正攻法では解決できないと感じ、私はある作戦に決行することにしました。

いつもなら私もすぐに反発して喧嘩になってしまう所ですが、今回はぐっと怒りをこらえました。そして夫にこう言ったのです。
「私がこれからとるべき行動は次のうちどれ?
1.『私も大変なのよ!』と怒る
2.『あなたのおかげで家族は幸せよ』とおだてて送り出す
3.『今日の夜はハンバーグよ』とあなたの好物を作って待つ」

夫は突然のことにかなり戸惑っていましたが「3のハンバーグ……」と回答。そして私も「OK」とにこやかに送り出すことができました。

私が考えた方法と言うのは、回答を考えさせることで夫の嫌味を止めるというもの! 実際にやってみると本当に嫌味が止んで、私も文句を飲み込めるようになりました。一見、無茶苦茶な方法のようにも思えますが、それ以降ケンカは激減。夫は元々「相手の気持ちを察すること」や「してほしいことを言葉にして伝える」のが苦手だったのですが、そんな夫からも選択肢から選ぶことでそれがしやすくなったと好評です。

よくこんな面白い方法を思いついたものですね。少し面倒な気もしますが、実際に喧嘩が減ったのはなにより。この方法が知人夫婦には合っていたのでしょう。これからも仲良く過ごして下さいね!

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※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:あすおかあすか
ltnライター:江田愉子