LINE誤爆したら、ヒヤリとさせられますよね?
ですが中には運よく、難を免れたケースもあるようです。
今回は、知人女性の体験談をご紹介します!

職場のワガママな同僚

知人女性は、職場のワガママな同僚女性Aに常に振り回されていました。
Aは知人女性のことが大のお気に入りで、プライベートでも頻繁に遊びに誘って来たそうです。
それは別に良いのですが、Aには自分の都合を全て人に押し付けてくる困った癖がありました。

「私の行きたいお店があるから行こう!」
「観たい映画があるから、その日は絶対空けといて!」

こちらの都合もお構いなしに、強引に予定を立てるAに、知人女性もさすがにウンザリしていました。

さすがに疲れを感じた知人女性

ある日のことです。知人女性が「今日は疲れているから、午前中で解散したい」と言ったにも関わらず、Aは彼女を解放しません。

「じゃあ、家においでよ! 家ならゆっくり出来るでしょ?」
そういうことじゃないんだけど……と思いつつも、反論することにも疲れ、結局この日も彼女はAの思うがままに操られてしまいました。

そんな鬱憤が積もり、知人女性は気心知れた友人に、日頃の不満をLINEで打ち明けました。
「私の都合を考えずに、いつも強引に遊びに誘ってくる人がいるんだけど、何だか疲れちゃった……」
しかしLINE送信後、知人女性は自身の誤爆に気が付きました。
恐ろしいことに、その内容をA本人に送ってしまったのです!

幸か不幸か自覚ナシ

すぐさまAの既読が付き「もうダメだ」と観念する知人女性でしたが、Aの反応は意外な物でした。

「えー! まじあり得ない! そんな人がいるんだねー。私は誰かと遊ぶ時は、相手のことを最優先するし、常に社会人らしい振る舞いを心掛けてるよ!」

そう。運の良いことに、Aはその内容が自分を指しているとは、全く思っていなかったのです!
誤爆が揉め事に繋がらずにホっとする知人女性でしたが、同時にAの自覚の無さに「トホホ……」と頭を抱えてしまったそう。今後は遠慮せず、もっとハッキリと意思表示しよう、と心に決めた知人女性でした。

ftnコラムニスト:六条京子