LINEの誤送信はよくある失敗ですが、間違えた相手によっては地獄の展開が待っています。今回は、婚活相手と上司を間違えた知人のエピソードをご紹介。話を聞いていた私も恥ずかしくなってしまいました。

控えめ女子のA子、婚活をスタート!

知人のA子は婚活のまっただ中。
彼女は控えめな性格の女性ですが、「待っているだけでは結婚できない!」と一念発起をして、気になる男性には積極的にアプローチしていました。

婚活相手にお誘いLINEを送信

その日のA子は、婚活パーティーで連絡先を交換した男性にデートのお誘いLINEを送ろうとしていました。
「先日の婚活パーティーでお話したA子です。楽しい時間が過ごせたので、またお会いできたら嬉しいです♡ B男さんがお好きとおっしゃっていたお魚がおいしいお店を知ってるので、一緒にお食事に行きませんか?」と、相手の好みをしっかりと押さえたメッセージを送信。
控えめな性格の彼女からしたら、「攻め」モードのメッセージです。
いい返事がきたらいいな、と思いながらふと画面を見ると、彼女はあることに気付いてしまいました。

上司に誤爆していた……!

婚活相手のB男あてのメッセージを、間違えて職場の上司C男に送っていたのです。
上司のC男は40代の既婚男性。
プライベートの雑談はほぼしない仕事中心の上司で、軽率に周囲に言いふらすタイプではないけれど、うわついた部下には露骨に嫌な顔を見せる厳しいタイプでした。

直前にC男と仕事のやりとりをしていて、トーク画面が上司のままになっていたのが誤送信の原因。
慌てて送信取消をしようと思ったけれど、メッセージには「既読」の文字が……。
時すでに遅し、しっかりと読まれてしまいました。

上司のあたたかいメッセージが逆にツラい!

「どう言い訳をしよう? スルーしてくれたらありがたいんだけど……」と思っていたA子ですが、その期待を裏切ってC男からメッセージが届きました。
恐る恐る確認すると「A子さんは美人だし気立てもいいし、きっといい人と結婚できますよ。デート頑張って!」というあたたかい言葉。
しかも普段のやりとりでは使わない絵文字付きです。

バカにされるのはツラいけれど、ストレートに励まされるのもいたたまれない!
A子は恥ずかしさのあまり、ベッドの上でのたうち回ったそうです。
聞いていた私のほうも、恥ずかしくなってしまいました。

ftnコラムニスト:愉子