あなたは詐欺に巻き込まれそうになったことはありますか?さまざまな手法で騙し取ろうとしてくる詐欺は、なかなか後を絶ちません。

今回はそんな詐欺のエピソードについてfuelle編集部が取材しました。

iPhoneの不正アプリで、月3万円の課金被害

iPhoneアプリを不正ダウンロードされ、課金をされる被害に遭いました。
ある日の夜中、不審な電話がかかってきました。
東京都からの着信だったため不思議に思い、コールバックをしてしまったのですが、それが課金のきっかけだったようです。
その翌月、クレジットカードの利用料金が急に3万円も高くなり、不思議だなとは感じたのですが、クレジットカードを使い過ぎたのかもしれないと思い、すぐに気付くことができませんでした。
半年ほど経った頃、クレジットカードの使用を止めたタイミングでも引き落とし額が変わらなかったため、不審感を持ち内訳を確認しました。
内訳には、携帯料金が3万円と記載があったため、すぐに携帯会社に連絡をしました。
調べてもらった結果、ダウンロードした覚えのないドラマとギターのアプリに、半年前から課金をし続けている状況でした。
携帯会社の方でも詐欺だと認知してくれたので、直近の3ヶ月分のみ返金をして頂きましたが、残りの3ヶ月分(実質90,000円)は自腹で負担することになりました。

知らない番号へのコールバックは慎重に

その後、AppleのIDとパスワードを変更してアプリを消したことで、引き落とし額は正常になりました。
しっかりと請求金額の内訳を確認しなかったこと、覚えのない電話番号にコールバックをしてしまったことが大きな原因だと思っています。
それを機に、知らない電話番号から電話が来た際は、コールバックの前に必ず調べるようにしています。
また、クレジットカードの利用内訳はしっかりと毎月確認をし、記録をつけるようにしています。

(20代・女性)

今回は、詐欺に巻き込まれそうになったエピソードについて紹介しました。
詐欺に巻き込まれないよう、最低限のお金の知識はつけておきたいですね。

文・fuelle編集部