今度は東洋大陸上部で暴行問題 元部員が「週刊文春」で実名告発 「ふさわしくない行為」大学側も認める

 箱根駅伝の常連校として知られる東洋大学陸上競技部で、1年生だった元部員が、上級生から暴言や暴行の被害を受け、退部していたことが分かった。大学側も夕刊フジの取材に、4〜9月にかけて4件の「ふさわしくない行為」があったと一部の事実を認めた。

 11日発売の「週刊文春」で元部員が実名で告発した。今年4月に入学、同部に所属したが、2年生部員4人から暴言や暴行を受けたと証言。寮での掃除の仕方などで注意された上、《「調子に乗ってんじゃねえ!」と胸を何度も殴られた》《「マジで死ねよ」と首を絞められた》などの行為があったとしている。元部員は9月に寮から逃げ出し、自殺まで考えたという。

 東洋大学広報課は、夕刊フジの取材に、今年4〜9月にかけて、1年生部員に対し、部員から「ルールが守れないならやめろ」などの注意や胸元をつかむ、尻を軽く蹴るなど4件の「ふさわしくない行為」があったと認めた。生活ルール違反などを指摘された元部員が、「舌打ちを繰り返す」「鼻で笑う」などの反応を示したため、上級生らが「我慢の限界を超えた」と説明した。

 その後、元部員親子と監督や部長、部員らによる話し合いが相次いで持たれ、双方が謝罪。大学側は関東学生陸上競技連盟にも報告したという。

 ただ、大学側は、元部員の退部日を、寮から逃げ出した9月8日とするよう提案していた。「陸上競技部在籍中に無断外泊した事実が残れば、本人の将来へ影響することも懸念される」と説明しているが、週刊文春で元部員の母親は「納得いかない」とした。母親は元部員が大学も退学したと話している。


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