「二十四節気」とは中国で誕生した旧暦(太陰太陽暦)で、1年を約15日ごとに24等分した季節の名称のこと。この連載ではその二十四節気に沿った過ごし方や備え方、旬の食材を、漢方コンサルタントの櫻井大典さんが紹介します。「二十四節気は不調を防ぎ、日々をより豊かに過ごすための“知恵”の結晶」と語る櫻井さん。今回紹介する季節は「大雪(12/7〜12/21頃)」です。

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大雪(たいせつ) 12/7〜12/21頃

いよいよ本格的な冬の到来。山々は雪化粧をし、平地にも雪が降り積もります。

動物たちは冬眠に入り、天気予報では「真冬並みの寒さ」という言葉が飛び交うようになるでしょう。

12月13日は「正月事始め」といって、すす払いなどの正月の準備にとりかかる日とされています。

中医学的には、大気中の「陽気」が減って「陰気」が増える頃とされ、五臓(注)の「腎」をいたわり、身体に栄養を蓄える養生が大切です。

(注)中医学の考えで、「五行論」に基づく「肝、心、脾、肺、腎」の5つを「五臓」といいます。いわゆる「五臓六腑」の五臓にあたります。