多くの海外旅行者が日本を訪れ、日本文化に触れている一方で、日本人自身は、身近にあるその素晴らしさと価値を見落としがちです。世界に類を見ないものとして、海外から高く評価されている日本の伝統芸能・伝統工芸という遺産は、後継者不足や原材料の確保難など、多くの課題を抱えています。未来につなげるために今、できることとは。

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『Action!伝統文化』

読売新聞グループ本社は2023年6月から、能、狂言、歌舞伎、文楽などの伝統芸能や、漆芸、陶芸などの伝統工芸など、日本の伝統文化の魅力発信と継承事業支援に取り組むプロジェクト『Action!伝統文化』を開始している。

2023年7月21日には、趣旨に賛同するパートナー企業である西武ホールディングスとの共同事業第1弾として、東京・南麻布の料亭「有栖川清水」にて、『人間国宝と伝統工藝に触れ、食し、語らう四季めぐり〜夏は夜〜』を開催。


『人間国宝と伝統工藝に触れ、食し、語らう四季めぐり〜夏は夜〜』会場風景(写真提供:読売新聞社)

漆芸家・室瀬和美氏と陶芸家・十四代今泉今右衛門氏の二人の人間国宝を迎え、人間国宝11人と若手伝統工芸作家14人の作品、計110点を展示。実際に作品を手に取り、直接作家の先生方から説明を受け、作品への理解、購入の機会を設けた。


陶芸家・十四代今泉今右衛門氏(写真提供:読売新聞社)


漆芸家・室瀬和美氏(写真提供:読売新聞社)

さらに伝統工芸にまつわるトークショーや、プリンスホテルが誇る美食がふるまわれ、荘厳華麗な空間での「一夜限りのプライベートミュージアム」イベントとなった。