舞台、映画、ドラマなど多くの話題作に出演し続け、2024年4月で75歳を迎える俳優・風間杜夫さん。2月には不朽の名作小説『大誘拐』を原作にした舞台に出演します。俳優の道を歩み続ける風間さんが持つ、仕事とプライベート二つの顔とは――(構成◎上田恵子 撮影◎本社 奥西義和)

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〈前編〉から続く

孫はどの子もみんな可愛いです

プライベートでの楽しみは孫ですね。我が家は息子一家と同居しているんですが、息子のところに小学4年生と4歳の男の子、近所に住む娘一家のところに女の子が2人いて、どの子もみんな可愛いです。女の子は小学4年生と2年生。暇さえあればうちに来て、僕の部屋でディズニーチャンネルを観ています。「じぃじ、何かお菓子ないの? 持って来て!」「はいはい」って、僕はほぼ下僕です。(笑)

男の子はすごいですよ。近所の野球チームに入っていて、水泳教室に通って、空手も習って。忙しい忙しい。息子もデカい男ですが、孫はもう靴のサイズが25㎝もあって、僕が25.5㎝だからもうじき抜かれるなと思っています。息子は彼を野球選手にしたいようですけどね、どうなりますか。

うちは娘も息子もスポーツが好きで、孫たちもスポーツ好き。女の子2人も水泳教室に通っていて、上の子は全種目の泳ぎをマスターしました。僕は運動音痴だったから、子どもたちがスポーツ好きなのはすごくいいなと思っています。

僕自身はというと、最近は運動不足解消のために妻とウォーキングをしています。歩数にして7000〜8000歩。時間にして1時間ちょっとですね。近所に大きな公園があるので、そこをぐるっと回って、帰りにスーパーに寄って帰るんです。

妻がレジで会計を済ませるのを店の外で待つんですが、そこで人間観察をするのが楽しくてね。先日も一人で来ていたおじいさんが、袋詰めする台のところで特売品のチラシを何枚も取っていたんです。なんでだろうと見ていたら、それを畳んでレジ袋の中に敷いて底を作っているじゃないですか。確かにそうすると買ったものを入れた際に安定しますよね? もう「なるほど!」ですよ。追いかけて、「お見事! 僕もこれからそうします」って言おうかと思ったくらいです。(笑)