<人間は血管から老いる>突然死の約8割が血管の異常に起因する。心臓血管外科医が語る「動脈硬化」の恐ろしさとは

婦人公論.jp6/16(月)12:30

<人間は血管から老いる>突然死の約8割が血管の異常に起因する。心臓血管外科医が語る「動脈硬化」の恐ろしさとは

(写真提供:Photo AC)

動脈硬化になると……

ボロボロになった血管がどういう状態になっているかというと、血管の弾力が失われカチカチになり、もろくなっています。これが、「動脈硬化」です。

そして、動脈硬化になると血管は中が狭くなり(狭窄)、血管の一部がこぶのようにふくらむことがあります。

動脈硬化になると、いつ血管が裂けても、こぶが破裂しても、血管が詰まっても不思議ではありません。心臓の血管に異常が起きれば心血管疾患、脳の血管に異常が起きれば脳血管疾患。死に至るだけでなく、一命をとりとめたとしても、日常生活が不自由になる後遺症が残ることもあります。

ボロボロ血管でも、裂けたり、破裂したり、詰まったりしなければ平気で生活できます。しかし、それは時限爆弾を持ったまま生きているようなもの。

誰かと楽しそうに話したり、おいしそうに飲んだり、食べたりできているのは、たまたま運がいいだけです。時限爆弾のスイッチがいつ入ってもおかしくないと思ってください。

そんなボロボロ血管になる前にブレーキをかけるのが、「善玉血液」です。

血管の老化は、加齢による血管そのものの老いよりも、血管の中を流れる血液が大きく影響します。きれいな水が流れる水道管と、汚水が流れる下水管をイメージしてみてください。どちらの管が長持ちするかは明らかだと思います。

※本稿は、『世界一の心臓血管外科医が教える 善玉血液のつくり方』(あさ出版)の一部を再編集したものです。

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