『あんぱん』中沢元紀、小倉でのシーンで嵩に感情をぶつけた千尋が涙を流さなかったワケは…

婦人公論.jp6/12(木)8:15

『あんぱん』中沢元紀、小倉でのシーンで嵩に感情をぶつけた千尋が涙を流さなかったワケは…

(『あんぱん』/(c)NHK)

北村匠海のアドバイスで

嵩役の北村匠海さんとは、いろいろな話をしました。距離が近いほうが兄弟の空気感も出るので積極的に話しかけていました。僕はアクション作品が好きなのですが、匠海さんはいろいろなアクション作品にも出られているので、たとえば前蹴りの仕方なんかを聞きました。専門的な体の構造の話から事細かに教えていただいてすごく役に立ちましたし、自分がアクション作品を見るときの視点も変わりましたね。

千尋は、弱い人を救うために法律家を目指していました。その千尋が海軍に志願したのですが、理解はできるんです。以前、東京で自由な空気のなか学ぶ嵩と、女子師範学校で愛国主義を叩き込まれるのぶさんの間で、すれ違いから喧嘩が起こったことがありました。その時、柳井家の食卓のシーンで千尋は、「女子師範学校はそういう(軍国主義の)空気やろう」と言ったんです。

幼いころに養子に出された千尋はすごく空気を読んで生きてきた人物だと思っています。他の学生が次々と「志願する」と口にしたときに、「柳井、お前はどうするんだ」と聞かれて、千尋も自分から志願します。時代背景もありますし、志願するのがかっこいいとされていた時代なんじゃないかと思っています。千尋としての信念はありつつも、流されるままに志願したのは理解できましたし、そこにあまり疑問は浮かびませんでした。

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