(写真提供◎photo AC)

定年退職後の働き方としては、契約社員や派遣社員、あるいはパートという方が圧倒的に多くなっています。

シニアの仕事として、介護職、スーパーなどの品出しや、倉庫内のピッキングをはじめとする軽作業や、警備、清掃、自転車整理などの肉体労働が人気。これは、健康増進を兼ねて働く人が多いためのようです。

中には複数の派遣会社に登録して試験監督をする人もいますが、大学生などにも人気の仕事のため、競争率は高めとなっています。派遣の仕事は試験監督に限らず交通費が出ないところのほうが多いのですが、少しばかり遠くても毎回、応募をして実績を重ねると一般募集の前に声がかかったりするとか。受験シーズンなどには、ほぼ毎日のように監督の仕事があり、収入が20万円近くになることもあるようです。

シニアの仕事選びの注意点

シニアの仕事選びで忘れてはならないのは、体力との兼ね合いです。稼げるけど、腰や膝や肩を痛めて辞めざるを得なかったケースもあります。

何歳まで働けるか、も考えておいたほうがいいでしょう。気に入った職場でも65歳までという定年があれば、65歳にはまた次の仕事を探さなければならなくなります。

65歳までに就業していれば、雇用延長で70歳まで働ける仕事もありますし、ある清掃会社では最高年齢は85歳までという規定を改定したところもあります。ただし、65歳以上は半年に1度、体力検査を行なって更新するようです。希望する職場が何歳まで働けるのか、更新制の時は更新できる条件をしっかり確認しておきましょう。

「定年後も電車に乗って勤務したい」という人もいますが、「友人やご近所の人と関わりを持ちたい」との理由で、地元で仕事を始める人も。ひと昔前は職業安定所で探していたものですが、今は職業安定所以外でもネットで検索したり、地域の高齢者いきがい事業団に問い合わせるといった方法もあります。