中東初開催となるカタールワールドカップ。初戦では強敵ドイツを2対1で撃破するも、第2戦のコスタリカ戦は1対0で敗れた。グループリーグを突破できるか決まるスペイン戦を12月2日に控える日本代表だが、攻守の要として活躍を続けてきたのが遠藤航選手だ。25歳で海外移籍を果たすと、世界屈指のフィジカル能力を誇るリーグ・ドイツのブンデスリーガで2年連続「デュエル勝利数1位」(1対1の対決)を記録。所属するシュトゥットガルトではキャプテンに就任するなど、「不可能」と思われたことをことごとく覆してきた。遠藤選手には、4年前のロシアワールドカップを終えた際に4つの目標をたてたそうで――。

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ロシアワールドカップでの経験

4年前にロシアワールドカップを経験できたことは僕にとって素晴らしい体験でした。

逆風にあったチームが日に日に勢いを見せ、団結した素晴らしいチームになっていく。コロンビアという強豪に打ち勝ち、グループリーグを突破する。日本の男子サッカー史上初のワールドカップベスト8にあと一歩のところまで、それも当時、FIFAランキング3位のベルギー相手に2対0とリードする。

圧倒的なアザールのテクニック、2対0から追いつき、アディショナルタイムの14秒で逆転にまで持っていける強豪国・ベルギーの底力。そしてピッチに立つことなく終わった大会。

喜びも悔しさも、すべてがその先の時間に大きな刺激を与えてくれました。