中東初開催となるカタールワールドカップ。初戦では強敵ドイツを2対1で撃破するも、第2戦のコスタリカ戦は1対0で敗れた。グループリーグを突破できるか決まるスペイン戦を12月2日に控える日本代表だが、攻守の要として活躍を続けてきたのが遠藤航選手だ。25歳で海外移籍を果たすと、世界屈指のフィジカル能力を誇るリーグ・ドイツのブンデスリーガで2年連続「デュエル勝利数1位」(1対1の対決)を記録。所属するシュトゥットガルトではキャプテンに就任するなど、「不可能」と思われたことをことごとく覆してきた。遠藤選手いわく、そうした過程では「夢」以上に「目標」を意識することが大事だそうで――。

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「目の前のことにフォーカス」するために必要なアプローチとは

常に「目の前のことにフォーカス」するために必要なアプローチがあります。

「逆算」です。

最上位に「夢」があって、夢を叶えるために必要な「目標」がある。その「目標」を叶えるために、一つひとつのステップにフォーカスしながら進んでいく。

僕はそうやって上から順番に現在までのステップを落とし込んでいくことを意識しています。

ロシアワールドカップ後に考えた4つの目標、「海外移籍を果たす」「ボランチで勝負できるチームを選ぶ」「剝がせるボランチになる」「戦う姿勢を手に入れる」は、「五大リーグとワールドカップで活躍する」ことを「夢」にして、必要なことを「目標」に落とし込んだものです。