福井県おおい町成海のうみんぴあ大飯エリアに2022年春オープンする複合商業施設について、運営するまちづくり会社「リライトおおい」(おおい町本郷)は5月10日、施設名称を「SEE SEA PARK(シーシーパーク)」に決めたと発表した。割安な賃料で起業できるチャレンジ区画、シェアオフィス、テナント区画で構成する。

 この日、同県小浜市役所で会見を開き概要を説明した。施設は、町内で新たに物販、飲食を始める事業者が入るチャレンジショップ棟「WEST棟」、商工会館の機能を持ち、アウトドアストアやテナント区画がある「EAST棟」の2棟。いずれも平屋建てで、WEST棟は床面積約1300平方メートル、EAST棟は約千平方メートル。敷地面積は1万800平方メートルで総工費は15億9千万円。このうち14億7千万円を町が負担する。

 商工業者9人でつくる「リライトおおい」が指定管理者を務め、おおい町商工会からも委託を受け運営する。

 名称は、おおいの海をイメージし「海(SEA)を見る(SEE)」という言葉と、町内外から気軽に訪れてもらえる公園(PARK)というコンセプトにちなんだ。広がっていく波のゆらめきをイメージしたロゴマークもお披露目した。

 WEST棟のチャレンジ区画(11〜50平方メートル)は、物販3区画、飲食2区画で賃料は月額1万2千円〜2万円。入居期間は2年間で、退去後の町内での開業を見据えた出店希望者を募る。シェアオフィスは4区画あり各23平方メートル。このほか、施設の顔としてカフェの誘致を目指している。

 EAST棟のテナント区画は49平方メートル、87平方メートルの二つ。このほか町商工観光課、町商工会、町観光協会が入居。起業などに関してワンストップで相談を受け付けることができる。

 共同代表の村松弘康さん(49)、荒木和之さん(67)は「シーシーパークが起点となり、町内各地への周遊を促し、町全体の活性化につなげたい」と話した。