NHK大河ドラマ「光る君へ」で紫式部を演じる吉高由里子さんが6月15日、福井鉄道福武線のたけふ新駅(福井県越前市)を訪れ、自身が演じる紫式部がデザインされたラッピング車両と「ご対面」。X(旧Twitter)アカウントに写真と感動のコメントを投稿し、4万を超える「いいね」を集めている。

 ラッピング車両は3両編成の「フクラム」。「紫式部が暮らした福井県越前市」というメッセージとともに、片面には穏やかな表情を浮かべる紫式部を、もう一方には月夜に空を見上げる姿を描いている。車両は淡い紫やピンクの柔らかな色彩に包まれ、華やかで優美な平安時代を連想させるデザイン。

 吉高さんは16日の投稿で「やっと肉眼でみれたよ。こんなこと人生で2度とないし、1度でもあると思ってもなかったので感動しました。感謝感謝感謝」とつづり、車両に描かれた「まひろ」とのツーショット写真を添えた。

 吉高さんの投稿には4万4000の「いいね」が集まり、コメントも多数。「すごー!福井でこんな、素敵な電車が走ってるんですね。最高です!」「電車のまひろと、リアルの吉高さんのコラボがまた美しい…!」「ラッピング電車素敵ですね。まひろとのツーショットがかわいいー」などと絶賛されていた。

 福井鉄道の担当者は「大河ドラマで福井県も盛り上がっているので、大変ありがたい。福井に来られる方にはラッピング列車に乗ってドラマ館などに訪れてもらえれば」と話していた。

 ラッピング車両はたけふ新駅―田原町駅を往復。12月末まで毎日8本運行されている。