冷え込みは野菜にも影響がでている。買い物中の皆さんが感じている「厳しさ」はいつまで続く?

多くの人で賑わう福島県大玉村のスーパーで買い物中の方に、今気になることを聞いてみると・・・
「野菜は高いなって思いますね。今、キャベツ買おうかと思ったんですけど、ドンドン高くなっていますね」
気になるのは「野菜の値上がり」だ。

福島テレビ・矢崎佑太郎アナウンサー:「今、様々な野菜の値段が上がっていて、例えば、キャベツ生育状況が悪かったことなどから春キャベツの市場に出る量が少なくなっていて、キャベツ全般で例年と比べて3割ほど値段が高くなっています」

理由の1つは「最近の寒さ」。
2月が暖かく、3月に寒さが戻ったため、葉物野菜の生育が悪くなり、「春キャベツ」などが、出てこない。
SUPERCENTER PLANT−5・佐藤明チーフは「こちらで欲しい量を発注してもなかなか入荷しないことが多いですね。ワンサイズサイズを落としたり、あとはカットしたりして、少しでも買いやすい価格になるように設定して販売しております」と話す。

さらなる理由は、商品を切らさないように時期によって仕入れる生産地をずらす「産地リレー」。気温の上下により「リレー」がうまくいかず、野菜のほとんどが2割から3割ほど値上がりしている。店でも価格抑制の努力を続けているが、消費者として気になるのは「いったいいつまで?」続くのか。

SUPERCENTER PLANT−5の佐藤チーフは「市場のかたの話では、ゴールデンウィークぐらいか、その後ぐらいには落ち着いてくるんじゃないかと思いますけども、天候次第という所が一番なので」という。

私たちのお財布を揺らす「春の嵐」はまだまだ続きそうだ。