福島第一原発で、2024年度2回目となる処理水の海洋放出が5月17日から始まる。

福島第一原発にたまり続ける処理水は、2023年8月から5回にわたってあわせて約3万9千トンの海への放出を完了している。
東京電力は15日処理水の放出の基準を満たしていることを確認したとして、17日から6回目の放出を開始すると公表した。19日間で約7800トン、タンク8基ほどの処理水を放出する計画だ。

また、15日は原子力規制庁による会見も行われ、2月に発生した浄化設備からの汚染水漏れについて「実施計画」に対する「軽微な違反」と認定。一方で「安全の意識に大きな疑問がある」と指摘した。