米トレード・ルーマーズ「魅力的な打者に見せるためにはリーグ平均レベルをかなり上回る必要がある」

 エンゼルスを戦力外になったアルバート・プホルス内野手が自由契約になったと米複数メディアが伝えた。ウェーバーで獲得する球団がなかった。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」はレジェンドの“厳しい立場”を伝えている。

 メジャー歴代5位の通算667本塁打、歴代2位の2112打点を誇るプホルスは5月6日(同7日)にエンゼルスから事実上の戦力外通告を受けた。本人は他球団での現役続行を希望しているが、今季24試合で打率.198、5本塁打、12打点と不振。大谷翔平、ウォルシュの活躍で出場機会も限られていた。

 今季年俸は3000万ドル(約33億円)と高額。ウェーバー期間中の獲得となれば今季年俸の残りを支払うことになっていただけに、同サイトは「手を挙げる球団が表れなかったのは驚きではない」と言及。他球団がメジャー最低年俸(57万500ドル)で契約した場合、エンゼルスが残り年俸を負担するが、それでもレジェンドの置かれた立場は厳しいようだ。

「もちろんプホルスが他球団で毎試合プレーする役割を任される姿は想像しがたい。守備範囲を考慮すると、毎日一塁を守ってほしいと思う球団はほとんどないだろう。今季成績と2016年以降の成績を考慮すると、ア・リーグDHとして買い手が付きにくい選手だ」

 今季の平均打球速度は90.5マイル(約146キロ)は2016年以降では最高の数字を記録しているが、今季は92打席で3四球のみ。41歳の大打者に同サイトは無理難題を突きつけた。「守備と走塁での能力不足を考慮すると、プホルスは自身を非常に魅力的な打者に見せるためにはリーグ平均レベルをかなり上回る必要がある」。

 一部で東京五輪米大陸予選に参加するドミニカ共和国代表がプホルスの招集に興味を示していると伝えられているが……。レジェンドにチャンスを与えるメジャー球団は出てくるのだろうか。(Full-Count編集部)