負傷者、24人という枠で“スペシャリスト”入れられない苦悩がうかがえる

 野球日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督は16日、東京都内で記者会見を行い、2021年東京五輪代表内定24選手を発表した。巨人の菅野智之投手や坂本勇人内野手、楽天の田中将大投手、ヤクルト村上宗隆内野手らが選ばれたが、一方で、ソフトバンクの千賀滉大投手、松田宣浩内野手や巨人の岡本和真内野手、阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手らの招集は見送られた。ここではメンバーに選出されなかった主な選手を挙げていく。

〇投手
柳裕也(中日)
今永昇太(DeNA)
大瀬良大地(広島)
小川泰弘(ヤクルト)
千賀滉大(ソフトバンク)
石川柊太(ソフトバンク)
唐川侑己(ロッテ)
則本昂大(楽天)
岸孝之(楽天)
早川隆久(楽天)
松井裕樹(楽天)
山岡泰輔(オリックス)
宮城大弥(オリックス)

○捕手
梅野隆太郎(阪神)
森友哉(西武)

○内野手
岡本和真(巨人)
佐藤輝明(阪神)
高橋周平(中日)
松田宣浩(ソフトバンク)
周東佑京(ソフトバンク)
中村奨吾(ロッテ)
山川穂高(西武)
外崎修汰(西武)
鈴木大地(楽天)
中田翔(日本ハム)

○外野手
丸佳浩(巨人)
近本光司(阪神)
大島洋平(中日)
青木宣親(ヤクルト)

 侍ジャパンの常連だったソフトバンク千賀は左足首靭帯損傷のリハビリ途上、昨年左肩手術を受けたDeNA今永は復帰したばかりで、コンディションなどが考慮されたとみられる。リーグトップの18セーブを挙げている楽天・松井や2019年プレミア12に選出されていた楽天・岸、オリックス山岡も漏れた。リーグ防御率&奪三振トップの中日・柳も選ばれなかった。ハーラートップの7勝を挙げている楽天・早川、防御率と勝利数で2位につけている高卒2年目のオリックス宮城も選出されなかった。

 野手では巨人・岡本和が外れた。セの打点トップで、本塁打もヤクルト村上に次ぐ19本を放っているが選ばれなかった。阪神・佐藤輝はルーキーながら打率.274、16本塁打、44打点をマークするも、選出には至らなかった。捕手では2019年リーグMVPの西武・森や3年連続ゴールデングラブ賞の阪神・梅野が外れた。

 2017、18年リーグMVPの巨人・丸、18、19年本塁打王の西武・山川、20年打点王の日本ハム・中田といった“タイトルホルダー”が外れ、侍ジャパンの“精神的支柱”でもあったソフトバンク松田も選出されなかった。19年プレミア12で脚光を浴びたソフトバンク周東、ユーティリティの西武・外崎も外れた。(Full-Count編集部)