自身のインスタグラムで「ホームランダービーへの参加を発表できることに興奮」

 エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、オールスターのホームランダービーに日本人として初めて出場することを表明した。自身のインスタグラムを更新し、7月12日(同13日)の球宴前夜祭へ出場する意向を明かした。

 大谷は自身のインスタグラムで動画とともに本塁打競争への参戦を表明。英文で「2021年のホームランダービーへの参加を発表できることに興奮しています。コロラドで会いましょう」と綴った。

 ここまでア・リーグ2位(メジャー3位)のシーズン19本塁打を放っている大谷。オールスターのファン投票選出とともにホームラン競争への出場にも周囲の期待が高まり、マドン監督も「出場へ向けストップをかけることはしたくない」と容認していた。NPB時代の2016年にはホームランダービーに初出場して優勝。投手がMLBのホームランダービーに出場するのは史上初の快挙となる。

 決戦の舞台はロッキーズの本拠地クアーズ・フィールド。標高1600メートルの高地に位置し、気圧が低いため空気抵抗が少ない。他球場に比べて10%ほど打球の飛距離が伸びると言われ、「打者天国」として知られている。大谷は2018年5月8日(同9日)に同地で行われたロッキーズ戦前には驚愕のフリー打撃を披露。36スイングして15本の柵越えをマーク。右翼3階席に飛び込む推定150メートル弾を含む4発を放り込んでいる。

 日本人選手では2008年にフリー打撃で柵越えを連発するマリナーズのイチロー(現マリナーズ会長付き特別補佐兼インストラクター)の出場が噂されたが、実現しなかった。体力の消耗が激しく、本塁打競争の優勝者はその後に調子を崩すというジンクスもある。それでも、メジャー屈指のスラッガーたちが集う夢の競演だ。初出場の大谷が日米のホームランダービーを制覇することも決して夢ではない。

○ホームランダービー 1985年に始まったオールスター戦の前夜祭。原則オールスター出場選手の中から8人が出場し、本塁打数の合計を1回戦、準決勝、決勝と3ラウンドで競う。4分間に球数無制限で何本打てるかで決める。途中45秒間のタイムアウトがある。飛距離440フィート(約134メートル)以上のホームランを2本以上を放つと30秒間のボーナスタイムが得られる。2019年準優勝のブルージェイズのゲレーロJr.が最多の計91本を放った。(Full-Count編集部)