2018年MVPのベッツ、ホームランボール手にしたファンに“返却”提案

■ドジャース 8ー5 レッズ(日本時間20日・シンシナティ)

 ドジャースのムーキー・ベッツ外野手が敵軍ファンに見せた“粋な計らい”が、ファンの感動を呼んでいる。スタンドに飛び込んだホームランボールを返却してくれたお礼に、自らのバットをプレゼント。2018年のMVPが見せた超一流の振る舞いに「粋な行いのジェントルマン」「本当に尊敬する」と称賛の声が相次いでいる。

 MLB公式サイトでは、一連の出来事を詳報。19日(日本時間20日)に行われたレッズ戦の6回だった。レッズの先頭打者TJ・フリードルが代打で登場し、メジャー初安打となるプロ1号ソロ。レッズのシャツを着たファンがボールをゲットしたが、右翼を守っていたベッツは、スタンドに向かって“返却”を提案。ファンは快く応じ、記念球はレッズベンチに渡った。

 すると7回、ベッツはバットを手に右翼へ。ボールを返したファンに対し、サイン入りで“交換品”を渡した。「ボールを投げるつもりだったけど、代わりにバットをあげることにしたんだ。ずっと忘れずに覚えておけるものにしようとね」と経緯を説明。その光景を見ていたフリードルは「最高に粋な行いだ。信じられないよ。本当に彼は世界レベルの人物だ」とベッツに最敬礼した。

 心温まるシーンをMLB公式の動画コーナー「カット4」が公式ツイッターで公開すると、称賛コメントが続々。「関わっている人全員、特にムーキーの粋な行いだ」「これを私たちは『本物の野球ファン』と呼ぶ」「本当に尊敬する」などの言葉が並んでいた。(Full-Count編集部)