前回登板した10日の日本ハム戦は6回途中5失点で2敗目を喫していた

■ロッテ 1ー1 日本ハム(17日・ZOZOマリン)

 ロッテの佐々木朗希投手が17日、ZOZOマリンで行われた日本ハム戦に先発。今季最長となる8回106球を投げ3安打1失点12奪三振で、今季自身最速の162キロをマークする好投も、4勝目とはならなかった。試合は延長12回を戦い1-1で引き分けた。

 佐々木は初回から2三振を奪うなど3者凡退。2回2死から万波に投じた4球目、力のある球はファウルとなり、これが今季自身最速の162キロを計測した。4回は先頭の松本剛に内野安打され、二盗と三盗を許したが後続を断ち、本塁を踏ませなかった。

 しかし1-0の7回だった。先頭の郡司の中前打、マルティネスの左翼線二塁打で二、三塁のピンチを招くと、細川の左犠飛で同点とされた。浅めの飛球だったが代走で出ていた三塁走者・五十幡の足が勝った。降板後は「リードを守ることはできなかったですけど、とにかく勝ち越しを許さず投げられたのでよかったです」と振り返った。

 1週間前も同じカードで、10日にエスコンフィールドで対戦した際には5回2/3を8安打5失点で2敗目を喫していた。この日は一変して快投を披露したが、打線の援護に恵まれなかった。(Full-Count編集部)