レッズとの4連戦初戦はボブルヘッドが配布、最終戦でサヨナラ打を放った

 ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)の本拠地・レッズ戦で移籍後初のサヨナラ打を放ち、チームの3連勝に貢献した。4連戦となったレッズとのカードを「大谷の特別な週末」として米メディアが“総括”した。

 MLB公式サイトが、「『大谷の特別な週末』はドジャース加入後初のサヨナラ打で終わる」とのタイトルで「ショウへイ・オオタニにとっては、なかなかの1週間だった」と掲載した。

 記事では、カード初戦の16日(同17日)はドジャースの一員となってからでは初のボブルヘッド・ナイトが実施され、ファーストピッチの最大4時間前からドジャースタジアムの外に長蛇の列ができた。列があまりに長く、チームが開場時間を早めたほどだったと報じた。

 17日(同18日)はロサンゼルス市議会に感謝の念を示された。市議会は(昨年の)ア・リーグMVPがドジャースのユニホームを着ている間、少なくとも今後10年間は、5月17日がロサンゼルス郡ではショウへイ・オオタニ・デーになると宣言した。オオタニは、もちろん、その晩本塁打を打った。

 19日(同20日)、オオタニは盛りだくさんだった週末を、ドジャース加入後では初めてのサヨナラヒットで締めくくった。47試合消化時点で、ほとんどの打撃部門でチームトップ。まだシーズン序盤ではあるが、DHのみの出場でもナ・リーグMVP有力候補としての地位を固めている。

 サヨナラ勝ちを収めた一戦は、チーム一丸となっての勝利。それを率いたのは今回も、新しいスーパースターだった。フレディ・フリーマン外野手は「彼は(最近)とてもよくバットが振れている。あの場面で彼以上の適任はいない」とコメントしていた。

 大谷の注目度、存在感は日に日に増しているようだ。(Full-Count編集部)