オリックスは連敗を4でストップ、曽谷が3勝目

 パ・リーグは18日、3試合が行われ、ソフトバンクが3-2で西武に逆転勝利。ロッテは6-4で日本ハムを下し、オリックスは8-3で楽天に勝利した。

 ソフトバンクは初回、先制に成功するも、先発・大津亮介投手が2回に若林楽人外野手に3号2ランを浴び逆転を許した。しかし、3回以降は4イニング連続で3者凡退に抑えるなど調子を上げ、6回87球2安打1四球5奪三振2失点で降板した。7回からは津森宥紀投手、長谷川威展投手がそれぞれ1回を無失点に抑えると8回、近藤健介外野手に2試合連続6号2ランが生まれ、逆転に成功。そのまま逃げ切り3連勝を飾った。

 敗れた西武は、今季初登板の先発・渡邉勇太朗投手が6回97球3安打7四死球1奪三振1失点の粘投も、終盤に逆転を許し、4連敗となった。

 ロッテは初回に4点を失うも、2回に田村龍弘捕手の犠飛で1点を返すと、5回には岡大海外野手に適時二塁打で追い上げた。6回、先頭の石川慎吾外野手が1号ソロを放ち1点差に詰め寄ると、2死2塁から小川龍成内野手、荻野貴司外野手の連続適時打で逆転に成功。そのまま投手陣がリードを守り切り、チームは勝率5割に復帰した。敗れた日本ハムは、先発の加藤貴之投手が5回1/3を80球9安打無四死球3奪三振3失点。初回に大量得点も、以降は3安打に終わり、痛い敗戦となった。

 オリックスの先発・曽谷龍平投手は初回、2死から押し出し四球と失策、適時打で3点を失うも、2回以降は要所を締め、5回97球6安打3四球2奪三振3失点(自責点1)でマウンドを降りた。打線は初回、紅林弘太郎内野手の2点適時打で1点差に詰め寄ると、太田椋内野手にも2点適時三塁打が生まれ、すぐさま逆転に成功した。6回以降はリリーフ4投手がそれぞれ1回を無失点でつなぎ、そのまま試合終了。曽谷は3勝目をマークし、チームは連敗を4で止めた。

 敗れた楽天は、先発の内星龍投手が3回64球7安打2四球6失点。打線は幸先よく先制したが、2回以降は無得点に終わり勝利を手繰り寄せることができなかった。(「パ・リーグ インサイト」編集部)

(記事提供:パ・リーグ インサイト)