マウンドでの“珍しい”振る舞いをMLB公式Xが注目

■シカゴ 1ー0 パイレーツ(日本時間19日・シカゴ)

 カブス・今永昇太投手の振る舞いがファンを魅了している。18日(日本時間19日)の本拠地・パイレーツ戦では7回無失点と好投し、防御率は0.84でメジャートップ。圧倒的な投球もさることながら、MLB公式X(旧ツイッター)はマウンドでの“日本流”の行動に注目。「本当に素晴らしい」と話題となっている。

 9試合目のマウンドに上がった今永は、7回4安打7奪三振無失点の投球を披露して降板。勝ち負けはつかなかったが、デビューから9先発での防御率の最少記録を更新した。

 しかし今回、MLB公式が注目したのは投球以外の部分だった。マウンドでは、球審からボールを受け取るたびに帽子のつばに手を当てており、MLB公式Xは「ショウタ・イマナガは、新しいボールを受け取るたびに、会釈をすることで球審に敬意を示す」と注目した。

 メジャーリーグではあまり見られない光景に、米国のファンたちは「彼が大好き」「なかなか粋だね」「アメリカ人は日本人選手を見ることで、尊敬についてたくさん学べる」「謙虚な男だ」「これは本当に素晴らしい」などと、些細な行動を称賛していた。(Full-Count編集部)