アルバートくんが観戦したスイートルームは最低124万円の価格

 少年にとっては、またとない経験となった。ドジャースの大谷翔平投手は、16日(日本時間17日)の本拠地・レッズ戦で13歳のアルバート・リーくんに始球式とスイートルームでの観戦をプレゼント。スイート席は最低8000ドル(約124万円)の値段となっており、大谷と球団の配慮には「素敵な話」「さすがやわ」と称賛の声が並んだ。

 アルバートくんが観戦したスイートルームは、全10階ある球場の5階に位置し、スタジアムには30室以上が設置されている。部屋のバルコニー部分には机付きの観客席が用意され、ルーム内では食べ物や飲み物などケータリングサービスが受けられる。

 大谷が球団を結んだ10年7億ドル(約1085億円)の契約にもスイートルームの利用券が含まれており、大谷が所持している部屋にはNPB時代のユニホームなどが飾られている。本拠地開幕戦などでは、その部屋で真美子夫人や愛犬のデコピン、ネズ・バレロ代理人夫妻が観戦していた。

 この日も、その“大谷スイート”ではバレロ夫妻が観戦していたため、アルバート君には別の部屋が用意されたようだが、始球式に加えて“超高級”の一室で試合を観戦できたことは少年にとっては貴重な経験になったことだろう。

 試合前にサプライズで始球式とスイートでの観戦を告げられたアルバートくんは、目と口を大きく開いてビックリ。「衝撃だったよ。10秒間くらい息ができなかったんだ」と振り返った。ネット上のファンからは「大谷選手の素晴らしさを再認識」「誰がなんと言おうとこの少年のリアクションが全て」「一生の宝物だね」「大谷君は神です。そうとしか思えません」などと、サプライズを称える声が多くあがっていた。(Full-Count編集部)