米紙「ワシントン・ポスト」が報道…MLBへの移籍は「誰もが知っている」

 ロッテ・佐々木朗希投手が今オフにポスティングシステムを利用してメジャーに移籍するだろうと、米紙「ワシントン・ポスト」が伝えた。「ほぼすべての球団が獲得を目指すだろう」としている。

 記事は「次世代のスーパースターが(MLBに)来ることは誰もが知っている。彼らがそう言わないのは、彼(佐々木)が公言していないからだ」と解説。「22歳はできるだけ早くMLBでプレーすることを希望している」と伝えた。

 複数のメジャー球団フロント、スカウト、代理人によると、今オフに多くの球団が佐々木のポスティングに向けて「準備を進めているという見解で一致した」と説明。佐々木自身やロッテは明言していないが、「国際FA選手になって今オフにポスティングされるということだ」としている。

 さらにロッテに所属するグレゴリー・ポランコ外野手のコメントを紹介。「彼(佐々木)は毎日MLBについて聞いてくる。彼は行く準備ができている」などと語ったという。

 メジャー球団のフロントやスカウトは定期的に来日し、佐々木を視察しているとも説明。佐々木のために国際ボーナスプールの枠も空けているそうだ。25歳以下で移籍するため支払える額に上限があるため「いつも大金を投じる球団だけではなく、ほぼ全ての球団が獲得を目指すだろう」と予測している。

 パドレスのダルビッシュ有投手、ドジャースの山本由伸投手らの代理人を務めるワッサーマン社のジョエル・ウルフ氏が佐々木のメジャー移籍を手助けしていると記事は説明。ウルフ氏はこの件についてコメントを拒否したという。(Full-Count編集部)