巨人・堀田は3勝、防御率1.50…チェンジアップの指数が12球団No.1

 阿部慎之助監督が就任した巨人は、交流戦までの戦いを24勝21勝3分け。首位・阪神と2ゲーム差の3位につけている。チーム防御率2.30と、投手陣の奮闘が光る。その一翼を担っているのが23歳の堀田賢慎投手で、3勝をマークしている。“魔球”チェンジアップが好調を支えている。

 堀田はここまで10登板(4先発)で3勝1敗、防御率1.50。今月8日の中日戦から先発ローテの一角に加わり、安定した投球を見せている。セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、今季の直球平均球速は144.2キロ。決して速いわけではない。

 特筆すべきはチェンジアップだ。投球割合は直球の51.0%に続いて2番目に多い24.4%。チェンジアップによる失点増減の合計「wCH」は12球団で最高値の4.2を記録している。“魔球”を効果的に操り、好成績を残している。

 青森山田高から2019年ドラフト1位で巨人に入団も、1年目に右肘のトミー・ジョン手術を受け、育成契約になった。2022年3月に支配下復帰し2勝を挙げたものの、昨年は3登板で防御率8.10に終わっていた。

 進化した元ドラ1にファンも注目。SNSには「投げっぷりほんと好き」「思ったより来ないうえに動いてるやろ」「チェンジアップが効いているんかね」「一本立ちしそう」とファンからコメントが寄せられている。飛躍を続ける23歳。今後の投球も楽しみだ。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)

データ提供:DELTA
 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1〜3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。