米敏腕記者が指摘…FA市場で「多くのチームが彼を見逃した」

■カブス 5ー1 カージナルス(日本時間16日・シカゴ)

 カブスの今永昇太投手は15日(日本時間16日)、本拠地でのカージナルス戦に先発。7回を4安打6奪三振1失点にまとめ、今季7勝目(1敗)を挙げた。防御率1.89はリーグ3位と、進撃の止まらない30歳左腕に米敏腕記者が言及。オフのFA市場で「多くのチームが彼を見逃した」などと述べている。

 DeNAで9年間プレーした今永は昨オフ、ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦を表明。今年1月11日(同12日)にカブスとの契約が発表された。4年5300万ドル(約83億4000万円)、最大5年8000万ドル(約125億円)の大型契約だった。しかし、FA市場では、オリックスからドジャースに移籍した山本由伸投手らが、より注目される存在だった。

 米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は、米スポーツ局「FOXスポーツ」の番組に出演。「イマナガについてはオフにあまり話を聞かなかった。山本とドジャースにあまりに注目が集まっていたからかもしれない。なぜ多くのチームがこの男を見逃したんでしょう?」と番組司会者に問われ、次のように答えた。

「おっしゃる通り。多くのチームが彼を見逃した。独特の球の動きについてあなたたちは話していますが、FAではこうしたチームが立ち止まる要素がたくさんあった」と指摘。山本の12年総額3億2500万ドル(約512億円)と比較して1/6だったことに「理由があります」とし、178センチ&79キロの体格や、30歳という年齢、球速がトップクラスではないことなどを挙げた。

 さらに、ジャイアンツのファーハン・ザイディ編成本部長と、今永について話をした時のことに言及。「この男の球の動きは独特だった。ただ、それはスカウトの視点だった。彼は昨季日本でシーズン終盤は良くなかった。人々は確信が持てなかった」とも述べた。オフの時点での評価を遥かに上回る投球を、30歳左腕は続けている。(Full-Count編集部)