6月8日に支配下登録されたDeNAの堀岡隼人が1回無失点デビュー

■中日 3ー0 DeNA(30日・バンテリンドーム)

 DeNA・堀岡隼人投手の新天地での初登板に、ファンが歓喜の声を上げている。30日にバンテリンドームで行われた中日戦に登板すると、1回無失点1奪三振の好投。SNSでは「やっと見れた初登板」「ずっと待ってた」と期待が高まっている。

 3点ビハインドの8回に登板。先頭の石川に安打を許し1死二塁の場面を迎えるも、ロドリゲスを左飛、代打の高橋周を空振り三振に仕留め無失点で切り抜けた。支配下昇格から23日越しの移籍後初登板となったが、わずか10球で中日打線を封じた。

 2016年の育成ドラフト7位で青森山田高から巨人に入団。3年目の2019年に支配下登録されるも、2021年に再び育成に。2023年のシーズン前に2度目の支配下となったが、同年オフに戦力外通告を受けDeNAと育成契約。3度目の育成から再起を図り、6月8日に支配下登録を勝ち取っていた。

 3度の育成契約から這い上がり、1軍の舞台に戻ってきた右腕にファンも興奮を隠し切れない。「DAZN」が公式X(旧ツイッター)に動画を投稿すると、「素晴らしい」「こんな堀岡見たことない」「巨人から出てよかったな」「移籍初登板で結果がついてきてよかった」とコメントが寄せられた。(Full-Count編集部)